ナッソー(バハマ)の風景とアトランティス

フロリダ半島の東、大西洋上に南東に連なる島々がバハマ諸島で、723の島々と2500近い岩礁から成り立つ。バハマ諸島の95%は無人島で、人の住む島は30ほどしかない。

1492年にバハマ諸島のサン・サルバドル島にコロンブスが上陸したことに始まり、1647年にイギリスの植民地化が開始。1700年代のカリブは海賊時代で、ナッソーは海賊の巣窟と言われ、英国総督は砦を築き、海賊掃討に力を注ぐことになる。現在でもナッソーには3つの砦が残り、当時の面影を残している。

1973年にイギリスから独立。首都のナッソーがあるのはニュープロビデンス島という総面積380km2の小さな島で、人口約25万人のうち、17万人がこの島に集まっている。

65 ナッソー バハマの基本情報
言語、通貨、気候、ベストシーズン、税金
 などの基本情報をご案内します。
桟橋に停泊した客船からのナッソー パラダイス・アイランドの展望。
手前にCarnival Sensation(70,367トン)、奥に古代都市「アトランティス」古代都市「アトランティス」
古代ギリシアの哲学者プラトン (紀元前427頃〜347頃) の著作『ティマイオス』及び『クリティアス』 の中で記述した、大陸とそこに繁栄した王国を指す。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたもののゼウスの怒りに触れ、地震と洪水によって一夜にしてて海中に沈められたとされている伝説の古代都市。

海底に沈んだのは今から約12000年前といわれている。所在については様々な説があり、その中でも有力視されているのが地中海のサントリーニ島、クレタ島、マルタ島付近にあったとされる説と、大西洋であったとされる説。その他、実際には存在しなかったとされる見方も多く出されている。
をモデルにして造られたバハマ最大のホテルを望む。桟橋からアトランティス(マリーナ・ビレッジ)へは直行の専用ボートで15分ほど。


66 プリンス・ジョージ埠頭
プリンス・ジョージ埠頭。クルーズ船はここに停泊。
67 パラダイス・アイランド
パラダイス・アイランドの別荘。カメハウスではない。
68 プリンス・ジョージ埠頭
出航の時間が近づくと人通りもまばらに。
69 フェリーターミナル
プリンス・ジョージ埠頭のフェリーターミナル。
70 パーラメント・スクエア71 ナッソーの学生72 ガバメント・ハウス
73 クィーンズ・ステアケース
英国領であった名残でパステルカラーのコロニアル風街並が美しい。ナッソー中心部の観光は2時間あれば十分。あとは買い物に時間を費やそう。全て徒歩で観光できる。
パーラメント・スクエアは、19世紀初頭の白とピンクが美しい建造物に囲まれ、コロニアルスタイルのガバメント・ハウス正面にはコロンブス像が立つ。

クィーンズ・ステアケースは奴隷が石灰岩の1枚板から削りだした65段の階段。その名は、この島を64年間治め、治世中に奴隷制度を廃止した「ビクトリア女王」にちなんだもの。
74 プリンス・ジョージ埠頭
コンク・フリッターとコンク・チャウダー。
75 パラダイス・アイランド
コンク・チャウダー。
バハマといえばコンク貝料理が有名。トマトで煮込んだコンク・チャウダーはややスパイスが効き、コンク・サラダはさっぱり風味、ボリュームたっぷりのコンク・フリッターは、たこ焼きを少し脂っこくしたような食べ物で、ソースは少しスパイスが効いている。この3品が代表的なコンク料理で、コリコリした食感。


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